このブログを検索

2018年6月22日金曜日

第16回 暴れる精霊979年 その2

979年 5月 精霊の噂に気づく

来恩たちはナイトシェイドを全滅させた。金魚のフンみたいなマミー+シャーマンもだ。
先人の砦からはモンスターの影は完全に消えたのだが、龍淵剣は影も形もなく一番のお宝はパワーグローブにアトラクトリング、他はすべて金だった。まあ金は全部で2.5万ぐらいの現金収入があったのでメンバーは全員が『全然OK!』って言ってはいるのだがやはり徒労感に襲われたのだった。

どうやら『探索依頼を見つけたら風の精珠で飛ぶしかない』という珍説をまじめに考える必要があるのかも……
って話になったときラッキーにも精霊の噂が!
何という幸運!979年5月東方都市
精霊の予感?ワクワクやんけ
東方都市に近々精霊さんが降臨するっつー話を何度何度も繰り返し確認するライオン、綿毛の寧々も喜々として噂の収集にあたっている。どうやら魔法オタク(収集癖)の寧々は聖なる珠は特殊な魔法ともっておるのじゃとかってどこかのジジイに吹き込まれゲットする気満々なのだった。
まあ火の精霊の珠にはまったく興味が無いので寧々が欲しがろうがライオン的にはどうでもいい。
問題は、いつ風の精霊が出るか!だけである。
どうせ直ぐには出ねーだろってことで武闘会に向かうのだった。
ちなみに今年の武闘会は979年なので砂海都市なのだが
間違えて東方都市に来てしまったのだ、多分疲れてたからだよな?

風の精珠さえあれば朱子文に一泡吹かせることもできるウォルモットの無念も晴らしてやれそうな気がする。

ちなみにウォルモットはどこかのダンジョンで捕まってた(笑)
助けに行ってやれよって話だがこのとき来恩はウォルモットは殺されてしまってると思いこんでいたのだ(早合点ってやつだ)

5月に間違って東方都市についたせいで精霊が東方都市に現れると知ったのだが天下一武闘会は外せない。昨年からの連覇が掛かってる。
そもそも毎年の武闘会で名を上げて楽して有名になろうと密かに狙っている来恩である。善人だし英雄志願であるがめんどくさいのは苦手といういたって正常な常識人でもある。退治は世のため人のためにやってるのであって人気取りのためではない。
人気は楽して上げたいのだというこだわりもある。苦労して人気ものになったやつの成功譚とかウザいわってスタンスなのだ。 もう一度言うと人気のために善行は行いたくない善行はそれが良いことだから。 人気は人気取りというセコイ行動で獲得すべきであるという思想に傾倒してるのである。「これで君もモテモテだ」ってのが好きってことだ。
ということで砂海都市に向かったのだ

2度も連続して吟遊詩人に会う
6月吟遊詩人に会い、8月に同じ砂海都市で吟遊詩人に会った
2ヶ月間吟遊詩人は砂海都市に滞在してたのか?









その後精霊を求めて東方都市にもどりかけたり
風の精霊がでると知って全力で水鏡都市にむかったりドタドタバタバタしたのだが。
白夜の村で精霊が暴れだすのを待って(面倒なので10日ぐらいまとめて泊まったり)
ようやく暴れてるって噂が聞けたのだ9月3日のことだった。
シルフは6人フルメンバーの敵ではないっていうか瞬殺(笑)
もう黙って珠だけ置いてけよって思ったわ

問題は争奪戦!負けました
ウォルモットの無念はどうなる!

などとボヤいてると自宅のある千年都市が次の精霊のターゲットだとかあ、ムスメの命が危ないてか本拠地が破壊されるって
一路、自宅に戻ることになったのだった








0 件のコメント:

コメントを投稿